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2024年1月5日VOICARION「スプーンの盾」

2024年1月5日VOICARION「スプーンの盾」を観てきました。

「スプーンの盾」は二度目の観劇です。一度目は2022年。前回と比較も少しだけ交えて感想を書きたいと思います。とはいえ前回の記憶がもうだいぶ遠いので記憶違いなどがあってもご容赦いただきたい。

 

カレーム→山口勝平さん。お顔を見ると歳を重ねられたなと思うのですが、演技は無邪気に食を愛し食に生きるカレーム像が浮かんでくる。もちろん声はハリがあって若々しさを感じるんだけど、声が若いというよりそういうキャラクターを演じているからそういう声が出るんだろうなぁ。観客はその声によって各々キャラクター像を脳内で視覚的に構築しながら楽しむというのが朗読劇の楽しみ方の一つですが、今回の出演者の中でもそれを最も刺激する演者だと思います。

ちなみに前回は津田健次郎さんが演じられていましたが、津田さんはやっぱりちょっとかっこいいよりの無邪気さでしたね、色気があってそこが人を引き付ける無邪気さになってたように思います。勝平さんは子供のような無邪気さなんですけど、カレームは子供ではなく酸いも甘いも知った大人なので、そこと無邪気さとのバランスが悲しくもありまた希望でもあったのが、勝平カレームの妙だったと思います。

 

マリー→井上喜久子さんのマリーは優しさが滲み出るようなマリーでした。前回は沢城みゆきさんでしたが、こちらは小娘感のある(擦れたところを感じる)マリーでしたが喜久子さんのマリーはほんとに大きな愛情を感じるようなマリーでした。だからこそ感情が高ぶる場面ではギュッとしてこちらの涙腺も刺激されるわけですが、喜久子さんも時々台本で顔を隠されていたのはもしかして……。朗読劇なので演者は基本たって動かずに演じていますが、喜久子さんが台本を持ってない方の手を握ったり開いたりしていて、自然と手で感情を逃しているのが印象的でした。

 

ナポレオン→前回とは一番イメージが違ったかもしれない。前回は山口勝平さんがナポレオンだったのでちょっと愛嬌のあるナポレオンというイメージでしたが、中井和哉さんのナポレオン怖さのあるナポレオンでした。だからこそ感じる人間味もあって。勝平さんのナポレオンって言葉のテンポに計算というか(演技の)プランを感じて、流石プロの技やなみたいなのがあってそこに軍人ぽさを感じたり、その愛嬌との差に孤独を感じたりとかどこまでが勝平さんの計算なのかなぁみたいな。中井さんのナポレオンはどちらかというと素直さを感じるというか、もとは田舎者の青年というところをに軸をおいて、その青年だったナポレオンがやがて皇帝という肩書に狂わされていく怖さや孤独の苦しみという、到底(体験的に)共感しないキャラクターに「人間ってそうだよな」って共感を生んでるのかなと思います。というか私達(デカめの主語にしたけどOK?)は皇帝になったことなんかないし何千何万という兵士の命を預かることもないけれど、感情的に共感するのはナポレオンなんだよな。

 

タレーラン関俊彦さん演じるタレーランは何というか…ほんとに音声そのものの持つ力みたいなものを感じたんですけど。役柄的にも外交…演説などで人を説き伏せる役どころのキャラなのでこれはキャスティングの妙と言わざるを得ない。前回は諏訪部順一さんだったのでこちらもほんとに聞かせる声をしてらっしゃったけど。関さん、声の震えや高低が聞き入ってしまうんですよね〜単に私が関さんの声好きなだけかな?いやそんなことはない震えはともかく高低については意図的でしかないし、それこそ声優の技なんだと思います。それが終盤に崩れていく様に胸打たれてるんだからよ、こっちは。涙も流すっつーの。やっぱりこの人も結局孤独だったのか、というのを強く感じることによって物語の深みを増すし輪郭もはっきりしたなと思いました。

 

「人生は固いパンの上にしかない」

人は、良し悪しではなくそこに与えられたものを食べ生きていくしかない、そういうセリフだと私は思ってるんですけど、このセリフが私は大好きです。最近、すぐに良いか悪いかで物事を語ろうとしますよね。でも実際は良し悪しではなくなるようにしかならない事の方が世の中には多いですよね。良いも悪いもなくすべてを煮込んだスープで締められるっていうのが素晴らしい余韻だなと思います。

 

最後に、VOICARIONは生演奏がありますが、指揮者がいないのでバンドマスター(?)のピアノ奏者の方がタイミングなどを指揮してらっしゃいますね。その動きを見るのがすごい好きで。それに合わせて音が動くのが面白くて、つい見てしまうんですよね。

 

上村祐翔さん関連記事まとめ2018

上村祐翔さん掲載雑誌をまとめました。
だいたい2017年末から2018年11月くらいまで。
わたしが購入したものだけなので、抜けているものもあると思いますが、バックナンバー等探してる方の参考になれば。

anan 2017年No.2080
グラビア1ページ。文ストの特集記事。インタビューは短いですが、同特集の若林音響監督の記事でオーディションの話などされており、興味深い。

VOICE Newtype No.066
グラビア5ページ インタビュー1ページ。DEAD APPLEとKiramune加入の話など。DEAD APPLE公開前なので内容に触れる話は殆どありません。差し入れのキッシュと2ショット撮ってたってたれ込み可愛すぎる。写真が良い。

月刊Newtype 2018年1月号
戸松遥さんとのインタビュー、グラビアなし。ダリフラ関連、放送開始前。オーディションやキャラクターの印象など。

アニメージュ 2018年2月号
グラビアなし、インタビュー。DEAD APPLE記事。内容はテレビシリーズからDEAD APPLEに繋がることを語っていて良いのに、レイアウトが悪すぎて文字がめちゃめちゃ見にくい。

オトメディア2018年2月号
グラビアなし、インタビュー半ページ。DEAD APPLE関連。トリュフチョコが好き。

ボイスアニメージュplus2018
SparQlewグラビア6ページ、5人でのインタビュー。Kiramune関連はどれも服がださくて、発売当時も散々ださいって言った気がするけど今見るとまだマシ。ピンナップあり。

Person vol.66
グラビア、インタビュー8ページ。インタビュー多め、声優雑誌ではないのでインタビューも事務所に所属して声優という職を選択した経緯から始まってて貴重。グラビアも声優雑誌とは雰囲気が違ってて良いです。

Pickーup VOICE 2018年4月号
SparQlew。グラビアインタビュー10ページ+W表紙(裏表紙)+ピンナップ。対談形式ではなくそれぞれのQ&A。Kiramune関連はマジで服がださい。昭和のジャニーズJr.みたいな服着てる。祐翔くんの髪が短くてかわいいし久々の前髪ストレート。

月刊Newtype2018年4月号
グラビアなし、インタビュー1ページ。DEAD APPLE特集。これ以降公開後の記事となります。アフレコ時の五十嵐監督の祐翔くんにかけた言葉が一番詳しく載ってるのかな?

PASH!2018年4月号
グラビアなし、インタビュー2ページ。DEAD APPLE関連。テレビシリーズは守ると決めた相手への責任と覚悟の物語と。

CoolVoice vol.25
梅原裕一郎さんとのグラビアとインタビュー10ページ。ダリフラ関連。キャラクターの話やお互いの芝居についてなど。付き合いは4年…と意外と長いので仲良さそうな雰囲気。グラビアはださいけど顔がいいので許せる。タクシーに連れ込む話。

アニメディアDELUXE+
一言インタビュー。DEAD APPLE関連。あたしゃ宮野真守を信じるよ…

VOICE GANG vol.2
グラビア4ページ、インタビュー2ページ。DEAD APPLE関連。発行が映画雑誌の会社だからか、インタビュアーの方が声優さんについて下調べされてないのかな?そのぶんアニメ雑誌ではあまり質問されない、きょうかちゃんと敦くんの関係についての質問をされていてとてと印象深いです。

VOICE stars vol.5
木村良平さんの連載「酒と泪と良平と」のゲスト。グラビア対談8ページ。芝居のことKiramuneのこと、事務所の先輩と後輩で二人とも子役だったこともあって、共感して話してる雰囲気です。

VOICE Newtype No.67
グラビア5ページインタビュー1ページ。DEAD APPLEダリフラ、Kiramuneについて。劇団ひまわりの広報誌で舞台についてそれとなく興味を示してましたが、このインタビューではっきりと興味はとってもある、と言っています。グラビアかわいい。DEAD APPLEにちなんでリンゴ渡したら頭に乗せる推しかわいい。

声優MEN vol.10
グラビア6ページインタビュー2ページ+ピンナップ。ダリフラ関連。オーディションの話など。監督に上村くんのヒロは良い意味で人間らしくないと言われた話など。グラビアがとにかくかわいい。帽子かぶってて珍しい。村田さんやるやんけ。

月刊Newtype 2018年6月号
グラビアなし、インタビュー1ページ。ダリフラ特集。ダリフラの会話劇としてのもやっとしたニュアンスの芝居の話など。

オトメディア 2018年6月号
グラビアなしインタビュー。BORUTOシンキ役として。石田(彰)さんと親子についてお話しされましたか?という質問に「いえ、まったく」と答えてるのが笑ったw

ボイスアニメージュ No.38
短期集中連載SparQlew chronicle第1回。2ページ、他キラフェスのレポート。キラフェスの楽屋裏写真やキラフェスの感想など。あとアニメジャパンでのNetflixステージ(ソードガイ)の記事も少しだけ。

VOICE stars vol.6
グラビア、インタビュー8ページ。7月スタートのアニメの主役を演じる若手という特集で取り上げられています。声優雑誌で唯一「天狼」の座長としてのインタビューですが、放送前だったので内容にはあまり触れられてません…が、ユーリィをどう演じているかをお話ししています。あと小林(裕介)くんの話もしてる。グラビアも雰囲気があって良い。おすすめ。

月刊Newtype 2018年8月号
グラビアなし、戸松遥さんとの対談2ページ。ダリフラの最終話をどう演じたか、というお話しをされています。

アニメぴあShinーQ vol.4
「天狼」インタビュー(おそらくアンケート形式)と「ダリフラ戸松遥さんとの対談4ページ。「天狼」は短いですがキャラクターの印象など、今となっては貴重なインタビュー。「ダリフラ」は全話振り返りというテーマですが、わたしはこのインタビューを読んであのラストに「なるほど」と思った部分があります。

月刊Newtype 2018年10月号
小説をおすすめするコーナーで東野圭吾さんの本を紹介しています。声優男子ですが…?でも紹介した本ですね。

オトメディア2018年10月号
キャストコメント。ツルネ特集。ツルネは別のキャラでオーディションを受けたとあり。

VOICEstars vol.7
SparQlew、グラビア、5人でのインタビュー8ページ。スーパーチューナー関連。撮影の裏話などを話されていて面白かったです。グラビアとしては、どうでしょう…わたしはあんまりでしたけど…ちばしょよくそのロッカーに入ったね。

VOICE Newtype No.69
グラビア5ページインタビュー1ページ。風が強く吹いている、スーパーチューナーなど。風つよのオーディションの時の話もされています。菊田音響監督さんのこと、事務所の先輩である内山昂輝さんのことなど。あとBプロのサマライレポートも2ページあり。

PASH!2018年11月号
グラビアなし、市川蒼さんとの対談2ページ。湊と静弥との関係やキャスト、芝居で大切にしていることなど。また、監督のインタビューで祐翔くんが静弥のオーディションを受けてた事が書かれています。

spoon.2Di vol.43
グラビアなし、浅沼晋太郎さんとの対談3ページ。字が小さくて割りとボリュームがある。高校のときの部活のエピソードが100点満点かわいい。学生時代の話を聞くとなんでもタカシかな?と思うのやめたい🤦

PASH!2019年1月号
グラビアなし、市川蒼さん、鈴木崚太さん、矢野奨吾さん、石川界人さんとの対談。8話までの振り返りのような感じでキャラクターの印象や好きなシーンなど。


その他

きゃらびぃvol.390
声優男子ですが…?スペシャル!広告

きゃらびぃvol.411
SparQlewコメント

きゃらびぃvol.423
声優男子ですが…?シーズン4広告(この広告はきゃらびぃに何度か載ったようです)
レポートエクスプレスにBーproject summer live写真あり。

きゃらびぃvol.430
SparQlew、アルバムコメント1ページ。

アニメディア付録 声優直筆DATA FILE
すべてがかわいい。(こちら本誌の方を捨ててしまったらしく、何月号の付録かわからなくなってしまいました)

上村祐翔さん関連記事まとめ

上村祐翔さんのインタビューなどの記事まとめです。主に2016年後半~2017年末ごろまで。
わたしが所有している雑誌なので、抜けもあると思いますが今から雑誌等バックナンバーの購入をおかんがえの方の参考になれば。
これより以前のものに関してはこちらをご覧下さいhttps://twitter.com/maru_micco/status/930227567537283072?ref_src=twcamp%5Ecopy%7Ctwsrc%5Eandroid%7Ctwgr%5Ecopy%7Ctwcon%5E7090%7Ctwterm%5E3

アニメディア2016 9月号…ナンバカ写真(宣伝用ビジュアル)+上村柿原汐崎小林インタビュー 1ページ

声優アニメディア2016 10月号…ナンバカグラビア+上村柿原汐崎小林インタビュー 5ページ 祐翔くんと柿原さんがものすごく方を組んでいる💓

電撃ガールズスタイル2016 10月号…Bプロキャラクターに関するコメント 1/4ページ

VoiceNewtype No.61…グラビア+インタビュー 4ページ 主に文ストに関するインタビュー グラビア最高傑作

PASH!2016 11月号…迷ヰ犬達ノ宴レポート 1ページ

アニメディア2016 11月号…ナンバカインタビュー 1/3ページくらい?

電撃ガールズスタイル2016 11月号…Frep2ndシングルキャストコメント(1/2ページを更に5分割)※抜けてたので追記(3/22)

ガルベリ2016Autumn…夢キャス1周年キャストコメント 1/4ページ

Newtype2017 2月号…文ストインタビュー 1/3ページ (補足 春河35先生がインタビュー内で上村くんを誉めてくれています✨)

リスウフ2017 February…Bプロブリパのレポート 8ページ(ステージ写真有り)

PASH!2017 3月号…Bプロブリパのレポート2ページ(ステージ写真有り)小野Dさんと肩組んでる写真載ってるの胸熱

ボイスアニメージュ Plus2017…声優男子学園スペシャル参観日ですが…?レポート 1ページ(ステージ写真有り)

Link. vol.1…文ストインタビュー 1ページ

声優男子。2017Spring…声優男子ですが…?特番特集記事11ページ(うち上村豊永ペアは2ページ)写真有りダブルピース可愛すぎてむり案件

電撃ガールズスタイル2017 6月号…Frep 3rdシングルキャストコメント(1ページ分割)

声優男子。2017Summer…グラビア+インタビュー 6ページ(内インタビュー3ページ)子役の頃から現在まで色んな事をお話しされてます。グラビア枚数少ないけど最高

電撃ガールズスタイル2017 12月号…夢キャスDream Show レポート 1ページ(ステージ写真有り)ドリショ関連で紙媒体では唯一の記事だったと思います。

きゃらびぃvol.396…声優男子ですが…?シーズン3宣伝コメント有り 1ページ

きゃらびぃvol.404…レポートエクスプレス内にBプロ2ndアニバーサリーイベントの紹介(めっちゃ小さいです)

僕たちの宇宙船BJ役上村祐翔の話がしたい その2

前回からずいぶん日にちがたってしまいましたが、声優のファンが青春アドベンチャー「僕たちの宇宙船」をBJ(cv上村祐翔)の台詞と共に感想とか書いてる記事です。基本かわいいしか言ってなくて申し訳ないし、台詞を抜粋していますのでネタバレ必須です。

それでは6~最終回まで。どうぞ。


突っ込みどころしかない6回

「ぼくみたもん!」

14~15歳の少年が「もん!」とか言います!?!?言った!!!


「ぼくが泣いちゃうんじゃないかな」

でたよ、泣きの演技…ほんと好き。その後リンダが「意味がわからない」って言うのもほんと好き。我々「せやな…」って思ってるけどリンダ胸キュンしてるでしょ


「もう言った、君の悲しみがぼくにとんできたから」

BJの力強い台詞。その後リンダが「意味がわからない」って言うけど我々もです。でもBJで言うところのビッグママ、直感がBJを動かしてる…んでしょうね。もうこの頃にはリンダはBJに完全に胸キュンですよ


突っ込むところが1つしかない7回

「お゛ぇ゛ーーーーーー…」

なんでそんなリアルにえずいたのw

以上


最高オブ最高…の8回

「ぼくだったらぎゅってくっつきたくなると思う」

かわいいオブかわいい。14~15歳の男子が「ぎゅっ」とか言います???言った!!!「ぎゅっ」をほんとに短く言ってて、思わずリンダとBJがぎゅってくっついてるのを想像する


「ぼくもう限界…」

回転する車の中で。すっごく無感情な声が逆にかわいいみたいな典型


「でもビッグママ、もういいかな。もういいよね。どうやらノアは終わりらしいんだ、だったらぼくも終わってしまったっていいよね」

BJが不適合気管支炎の発作を起こした場面ですが、ヒィヒィ言ってるcv上村祐翔を聴けるのは今のところ「僕たちの宇宙船」だけです。この台詞で思うのはBJが発作によって死に至る可能性がある、BJにとって死が身近であるということですよね。不適合気管支炎がどのようなものなのか詳しく説明されていませんけど、BJが重症であるなら、何度か発作で死にかけた事があるかもしれない…と思うとBJの穏やかさ、鈍さというのは生への執着が為せる事とも取れなくないかな、とか。考えすぎですかね(笑)この台詞の「もういいかな。もういいよね」ですが後にアリーも同じような台詞があります。アリーと比べてみてほしいです。BJは穏やかにこの台詞を言っていますが、その穏やかさはずっとBJを抱き締めていたリンダの暖かさが与えたものだとしたら、最高じゃないですか


わりとBJが主人公感だしてくる9回


「あしが、あしがからまる」

この台詞の発声、他ではあまり聴いたことないかなと思うのですけど!(黒猫のフィズのハツセさんが一番近そう…)「あ←強)しが、あ←強)しが←強)か←強)らまるっ…」って感じで「し」の時にめっちゃ息抜いてるのかな?「あしがからまる」の言い方がめちゃめちゃ性的である。


「だってチ・ライが!」

チ・ライがほぼ「ヂ・ラ゛イ゛」。祐翔くんのどこが好きって喉の震えなので最高オブ最高。これ、BJだけが振り返ったってことなのかな。


「リンダくん」
「アリー、大丈夫?」

皆がチ・ライを見捨てたことにうちひしがれてるなか、立ち直りが早いBJ。ふたりが弱っているから自分がしっかりしないとって思ってるのかも。こういうの見るかぎりBJは死に対してっていうか、人間の醜い部分に対してバッサリいくタイプなんですよね。あと、やっぱり「アリー」って特徴的というか、歌うみたいに呼ぶんですよね。


「ぼくは君のことなんかぜんぜんこわくない」
「もどろう」

これの前のリンダがの台詞が「君はぼくのことなんて知らないだろう」からのBJ「ウィンチェスターでの君は知らない…ぼくが知っている君は~~」なんですけど、すごい好きですこの台詞。チ・ライを見捨てた反面、BJを救おうとしたということをBJが理解した上で、リンダの本性が獣ではないことを伝えようとしている台詞かなぁと思います。この台詞を聴くと文ストの敦くん(cv上村祐翔)の「探偵社はぼくを見捨てなかった!」っていう台詞を思い出します(詳しくはアニメ「文豪ストレイドッグス」をご覧下さい《宣伝》)。「僕たちの~」はリンダを、文ストは国木田さんを説得している台詞っていうくらいの共通点しかないですよね、でも芝居の方向性としては一緒なのかな、と。それにしてもBJくんは狂犬リンダのトレーナーかな??っていうくらい手懐けにかかってますね。


どうしたらいい…ついに最終回

「ほんとうは撃ちたくないはずだよね」
「ゆっくり腕を下ろして、そう、ゆっくりね」

リンダに銃を向けるアリーに向けた台詞。狂犬と化したアリーのトレーナー。ここからのBJめちゃめちゃカッコいい。「ゆっくりね」を息多めで言ってるの最高

ここからリンダのおとんが現れたりして怒濤の展開ですが、自棄的にアリーに殺されようとしてたリンダがBJに可能性を託そうとした経緯についてはちょっと整理出来てないところがあるので、また別で書きたいなと思います…このへんはどんな書き方をしても野暮な気もするけど。

「またね、リンダ」

君づけは好きじゃないと言われてリンダって呼ぶBJ…「う゛……う゛え゛ぇ ぇ ん゛」ってリアルな泣き声あげながら小さく「リンダ、リンダ」って呼んでるんですよ~~~あかん~~~~~

そして冒頭の台詞へ戻るんですけど、1回の冒頭、リンダって呼んでるの思い出してわたしは静かに目を閉じました。

さて、物語はこの後リンダとアリーの会話へ続いていますふたりがどうなったのかはかかれていません。それこそが作者の意図なのだと思います。この作品、わたしは今回(2017年)の再放送で2度目だったのですが、初回より2度目の方が断然におもしろく聴けたし、そういうことだったのか、と思うところがありました。それになんといっても設定がおいしいオブおいしいので皆に聴いてほしいと思いますね。媒体的にそれがむずかしいのは残念です。わたしは声優のファンがなので、それを絡めて作品の事を考察できたらいいな、と思ったのですが、難しかったです。でもこういうのを書くのは好きなので、また何か書ければいいなと思います。その時はまたお付き合いいただければと思います。

祐翔くんのお誕生日だから歌唱曲について語ったよ

上村祐翔さんが歌唱している曲しんどいランキングベスト3を考えました(丸みっこ調べ)
複数で歌っている曲を対象にするとコンビ感に話が及ぶのでソロ曲のみを対象とします。

1位 「ひとひら
ゲーム神々の悪戯キャラクターソング、上村祐翔初めてのキャラソンです。どちらかというと思い入れという意味がどうしても強くなってしまいますがやっぱり名曲。まず、感情がない戸塚月人さんに合わせてめちゃめちゃテンションが低い歌い方をしていて、他の祐翔くんが歌ってるキャラソンに比べて声が低い。やばい。加えてまだ歌い慣れてなさとかのせいで所々声に震えがあるんですけど、そこが月人さんのキャラクターと相まって堪らなく良い。最高。特典のフリートークだったかと思うんですけど、「何度歌っても上村祐翔本人になる」って言ってて、(それもちょっと聴きたい)キャラを意識した歌いかた、ディレクションをしていただいて出来上がったんだなと思います。そしてこの曲の収録時まだ10代だったと思ったらゲス顔するしかない。信じられます???10代で歌ってるんですけど!!!!
きっと今歌ったら声の震えもなくもっと上手く歌うんだろうなと考えたら残念なような、成長に咽び泣いてしまうような…

2位 「最後のロンリークリスマス」
アプリ夢色キャスト桜木陽向演目主題歌。陽向ソロの中であえて選んだ1曲です。祐翔くんの歌唱って特に癖もないしコレと言った個性もない、だからこそキャラソンをキャラクターとして歌うことに長けていると思ってて、アーティストデビューを望む声もたまに聞かれますが今CD出しても売れないだろうなって言うのか正直な気持ちだし、その為にキャラソンっていう長所を失うってしまったら……なんて思ってたんですけど、でもこの曲を聞いて本人名義いけるかもしれん、と思った1曲です。これは私の妄想ですけど、林勇さんを意識して歌ったのかなと…どこがと言われたら説明難しいんですけど。歌唱を派手にする工夫というか、華やかさがぐっと増したと感じました。その辺を勇さんをお手本にしたのかな?と思ったんですけど、まぁ妄想です。でも本人も2部配信時のニコ生で花江さんとのコメントで勇さんの真似して歌ってみるって言ってますしね。そういう技術を身に付けつつ、ちゃんと陽向くんがとっても切なく歌い上げててほんとに大好きな歌です。まだCD発売されてないので早くフルが聴きたいですね。

3位 「新世代行進曲」
冗談で曲作ってって言ったら豊永さんがほんとに作ってきてスタッフが慌てたやつです。今のところ上村祐翔として歌ってる唯一の曲。豊永さんが祐翔くんのために作った祐翔くんの歌っていうだけで尊みがすごい。あまり編集も加工もされていないのかなぁ…ありのままの祐翔くんの声を楽しむことができます。かなり芝居がかった歌い方をしていて、ちょっとのんびりしていてかわいい、神あそラジオのパーソナリティー上村祐翔のキャラソンみたいな曲です。ほんとそういう祐翔くんの可愛いところが存分に発揮された曲で、当時は月人さんのキャラソンでしか祐翔くんの歌声を聴いたことがなかったのであまりにかわいくて心臓鷲掴みでした。

正直どの曲も好きなんですが、あえて上げるとしたら…という3曲です。ブログを書くためにじっくり聞きましたがやっぱりどれも好きだった。複数での歌唱曲についてもまた書きたいです。

僕たちの宇宙船BJ役上村祐翔の話がしたい

今から青春アドベンチャー「僕たちの宇宙船」BJ役上村祐翔の話をします。
BJの台詞を追いながらの感想を主にちょろっと思ったことを書いていますので、真面目な考察とかはないです。かわいいしか言ってなくて申し訳ない。
台詞等モロ書いてるのでネタバレへの配慮はありません。
それではまず1~5回まで。


初っぱなからヤバいっていうか、ヤバい予感に震えがくる第1回


「やぁ、リンダ」

初っぱなの台詞ですけど、初っぱなからむりやな……って前のめりになる。「やぁ」と「リンダ」の間にタメがあるのほんとむり。なんでタメがあるのか、最後まで聴くと「あぁ…」ってなるのもほんとむり


「どうやったら伝えられるかな」

「伝えられるかな」を若干の甘噛みしてるのが、幼く聴こえて堪らなくかわいい。しんどい。


「人は、海や土や風、人間そのものだって人工的に造れるようになったのに」

祐翔くんの半泣きの演技がしぬほど好きなのでここから震え上がるくらい好き。「人」と「人間」って言葉を強調して言ってるけど、それが少し震わせて言ってて倒れそう。あと、人間造れる世界なのね…BJさらっと冒頭に怖いこと言ってた!!

「は…はい…」

走りながら息切れしてる「はい」息多め。とっても情けなくてかわいい。この作品最初から最後まで呼吸音めちゃめちゃ聴ける!!


かわいさに磨きがかかる2回

「あの…あの…えっと」

リンダを追いかける口実を考えるBJですけど、2回目の「あの」がめちゃめちゃかわいい。どうしようって考えてるBJが想像できますよね


「ぼくはブランカ ジョイ」

やっと自己紹介。はぁはぁ言ってるのめちゃめちゃ聴ける。


「手が震えてるよ」

「震えてるよ」で声を震わせてるのさすがさじゃない??


「ヒノデくん!!」

「ヒノデくん↑↑」の声の上擦り具合がめっちゃただの上村祐翔。マモ先輩に「役だけの関係はいや!!!」って言ってる時と同じトーン。かわいい。


「僕は自分の直感を信じます」

拘束されるリンダを庇う場面。BJは割りと濁り多めの発声をしてるけど、濁りのない発声。BJの意思の強さを感じさせる発声ですよね

あまりのかわいさに白眼を向いた3回

「ぼくが君にあーんってするの?」

でた!!あまりにも性的!!!この台詞聴くために再放送待ってたって言っても過言ではない!!!「するの?」の言い方が幼くてとてもかわいい。真面目な話同い年(かどうかわからないけど…)の同性に対してかわいすぎるので、BJの幼さと純粋さを表現した台詞だと。


「じゃん」

パンをリンダに見せた時の台詞。めっちゃかわいい?あととっても楽しそう。


「えっとねぇ…君が食べればいいよ」

パンがひとつしかなかったらどうするってリンダに聴かれたときの答え。1度目は明るく言った台詞ですが、否定されて戸惑いながら2度目は寂しげに言っているように聴こえました。これってある意味拒絶だと思うんですね、ずっと仲間とは馴染めずにいたにBJですから、君が食べればいい、ぼくがどうなっても君には関係の無い事っていう突き放しだと思うんですね。穏やかでのんびりしたBJが唯一負の感情を露にした台詞ではないかな。そしてそれを嘘だとさらな否定されて言った台詞が次です。


「あのねぇ、君とぼくで食べる」

ちょっと嬉しそうに言ってますよね。自分だけでなく相手だけでもなく大事なものを分け合える人、BJがずっと欲しかったものを照れながらリンダに伝えたんじゃないかなと思います。それこそBJが信じる直感がリンダと分け合いたいと思ったのかもしれません。そしてそのあとのリンダの台詞が「リンダでいい」ですから!!!ファーストネームで呼ばせてます。この時リンダにも大事にできる何かが芽生えたのかなと思います。やばい。


「アリー…」

アリーの部屋を訪ねて呼び掛けた時。すごくかわいいんですけど、まるで歌うみたいに優しく呼ぶんです。そしてディレクションか偶然かわからないですが、物語の終盤でリンダも「アリー」を呼ぶ時に同じように呼ぶ場面があってめちゃんこ泣ける。


ここからしばらくBJの存在感が薄くなる4回5回一緒にどうぞ

「て、手回し?」

手回し発電機をみて。とっても情けない声でかわいい。わりと素の上村祐翔


「シールド解除できますように」

ビッグママにお願いしてる時。やっぱり言い方が幼くてかわいいの極み。とっても無邪気。

「マーロン!」

わりと強めに呼んだ!!びっくり!


「震えて、震えて、怯えている君を見てた」

こういう朗読っぽいのすごく色気があるからやっぱり上村祐翔に朗読してほしさMAX。語尾が息多め。


ひとまずここまで。